日本ではいま、政府がスタートアップ支援に力を入れています。
しかし、企業の新規事業に目を 向けてみるとどうでしょうか?
各社が我流でチャレンジし、成功要因は担当者の俗人的なところに帰結してしまってはいないでしょうか?
また、失敗した場合はその情報は「なかったこと」として消され、次のチャレンジのための貴重なデータとして共有されないことが多いのではないでしょうか。
成功するのは千に三つとも言われる新規事業の世界。
このような課題を1社だけで解決するのではなく、企業同士で成功事例や失敗事例を共有しながら仕組み化を確立していくローカルのエコシステムが必要だと私たちは考えました。
九州のイントレプレナーをお招きし、セカンドペンギンを 生み出し続けるために企業に必要なマインドセットや、九州のポテンシャルについて伺います。
植野 直亮
トヨタ自動車九州株式会社
次世代事業室 主幹
Garraway F ビジネスプロデューサー
2018年10月次世代事業室を自ら企画し設立。新たな仲間づくりの拠点として 2019年6月からトヨタグループ初の協働協創の場“Garraway F“を設立し、日々チャレンジしながら運営中。
小池 洋輝
九州旅客鉄道株式会社
事業開発本部
まち創造担当部長
1996年JR九州入社。大型駅ビル「アミュプラザ」の開発・運営、㈱ドラッグイレブン執行役員、㈱JR博多シティ常務 等を経て、現在、「立地創造」型まちづくりの視点で、九州各地の都市開発、地域プロデュースに従事。博多駅エリア発展協議会事務局長(博多コネクティッド)、福岡・油山市民の森リニューアルプロジェクト(2023年4月開業予定)等を担当。
濵野 昌志
西日本高速道路株式会社
九州支社
地域共創担当部長
2019年からNEXCO西日本では初となる地域共創門職に就く。「高速道路は地域づくりのプラットホーム」と捉え、地域と間で各種チャレンジ中。本業以外にも公職歴多数あり(九州大学地域政策デザインスクールフェロー、自治体総合戦略有識者会議員等)。
持留 英樹
株式会社Glocal K
代表取締役社長
2000年九州朝日放送株式会社に入社し、報道部に配属。北京特派員、報道編集長、番組プロデューサーを経て2020年4月にグループベンチャーの株式会社GlocalKを設立。地域ブランディングなど地域の伴走支援の事業を行う。